
7月19日(土)、建築家・鉄川進先生をガイドに迎え、「3つの居留地をたどる」建築家さるくが開催されました。
当日は、出島から新地中華街、東山手、十人町・十善寺、唐人屋敷跡周辺まで、長崎ならではの建築やまちなみを巡りました。
新地中華街では、鮮やかな街並みを演出する赤色が景観全体の約10%に抑えられていることや、活水学院のレンガ塀に見られる「イギリス積み」と呼ばれるレンガの積み方など、建築家ならではの視点で分かりやすく解説していただきました。
また、十善寺住宅(コミュニティ住宅)から長崎(小島)養生所跡資料館へ続く道では、斜面都市・長崎ならではのまちなみを体感。同じ建物でも、道路の高さが異なることで、ある通りでは2階建て、別の通りでは3階建てに見えるという、長崎特有の地形を生かした建築の工夫に参加者の皆さんも興味深く耳を傾けていました。
さらに、現在復元されている出島の建物の参考にもなった「梅香崎商店」の長崎町家の造りなど、普段何気なく見過ごしてしまう建物やまちなみにも、多くの歴史や工夫が詰まっていることを学ぶことができました。
参加者からは、「初めて通る道ばかりで、新しい長崎の魅力を知ることができた」「建物やまちなみを見る視点が変わった」といった声も寄せられ、建築を通して長崎の歴史や文化をより深く感じられる、充実したまち歩き「長崎さるく」となりました。